お魚アイドルの話
シーラカンスというお魚、ご存じでしょうか。
気になった方は是非調べてみてください。
さてこの記事は 298 production Advent Calendar 2019 20日目の記事になります。
前日の記事はこちら
298プロには個性豊かな人がたくさんいますが、私もこんな面白い文章を書けるよう日々精進していきたい所存です。
本記事では12月のお魚の日に合わせて、世界初のおさかな系アイドル浅利七海ちゃんのご紹介をしたいと思います。
この記事の読み方
この記事では、筆者である私の文を黒字、ゲーム内に登場する浅利七海のセリフを青字で表記しています。
また途中で縦長の画像が出てくるため、スマートフォンでご覧の方は少々読みづらくなる部分があるかもしれません。
ご了承ください。
セリフ引用が多い?
ご了承ください。
浅利七海との遭遇
大学に入学した頃、友達がやっているからなんとなく始めたデレステが、私が初めてアイマスを知ったきっかけでした。
文章を読まない+顔と名前が覚えられない私は、デレステは単なる音ゲーとして楽しんでいました。
2016年6月、おそらくM@SIC☆のフルコンを目指してやりこんでいた頃、浅利七海が登場。
コミュでは浜辺にいた浅利七海をプロデューサーがアイドルとして一本釣りします。
初めて浅利七海を見た私は、その3Dモデルの可愛さに一目ぼれをしました。
大きくて綺麗な青い瞳と、笑うと垂れ下がりキリっとすると格好よくなり切れず吊り上がる眉毛、ふわふわな青い髪や、口を開くと見える白い前歯などなど、とにかくチャームポイントが盛りだくさんです。
イラストを描く時も、七海はキャラデザの時点で目が大きくて白目もハイライトもバシバシ入ってるので塗りの段階でめちゃくちゃ楽しいですし、いくらでも描き込みできる髪も備えていて、描いていて楽しくて好きです。
浅利七海を知って初めてデレマスの推しアイドルとして認識したその時から、アイドルのことを知りたいと思うようになり、テキスト情報をすこしちゃんと読むようになった気がします。
サバオリくん
浅利七海を語る上では欠かせない存在。
七海がいつも抱きかかえている魚のぬいぐるみの名前です。
お魚のサバと抱きしめるサバ折りをかけたものであると思われる(ピクシブ百科事典 より)。
・これはサバオリくんれすよ~。七海、お魚アイドルれすのれ、お魚さんといっしょにアピールするのれす~。
魚類らしいギョロっとした黒目に大きく主張する舌がとってもキュート。
持ち主より先にCVがついたらしい。
浅利七海について
七海の詳細はググればたくさん出てくるので、ここでは浅利七海の個人的ココスキポイントを書きたいと思います。
おそらくうまく記述できないため、自分が特に好きなセリフを並べていこうと思います。
普段の浅利七海
・浅利七海れす~。みなさんに、お魚の良さを知ってもらえたら幸せれすね~。世界初のお魚系アイドルになってみなさんの心をしっとりさせます~♪ あっ、ちなみに好きな寿司ネタはイクラれす~♪
「です」が「れす」になるような舌足らずな話し方をするのが特徴的。
お魚好きで釣り好き、海によく来るのに、泳げないし船酔いをする、という弱点があるのも可愛い。
・青いサインライト、キレイれすね~。ホタルイカの群れみたいれす~
何かにつけて魚に例えたり、魚の豆知識を披露してくれたりします。
自分の好きなことについて、思ったことをすぐ周りの誰かに伝えられることは、とても恵まれていますしすごく嬉しいことだと思います。
アイドルになる前について
七海という名前は祖父がつけてくれたらしく、海の女として育てられてきたそう。
・お箸の持ち方、父さまに厳しくしつけられたのれす。海の女の品格れす!
・えへへ~。七海、笑顔には自信があるのれすよ~。父さまや母さま、それに、漁師のひとたちにも褒められていたのれす~。
推測ですが、海沿いの漁業が盛んな土地に生まれ育った七海は、同学年や好きなことを一緒にやる友達が少なかったのではないかなと思ってます。
漁師さんや家族からは可愛がられていたようですが、祖父も父親も漁師で、おそらく母親も漁の手伝いなんかで忙しくて、一人で遊ぶことが多かったのではないかなと。
だから一人でも楽しく遊べる海が、幼い頃から七海の遊び場になっていたのではないかなと勝手に考えています。
・前は、海に来ないと寂しい気持ちになりましたけど、今はそんなことないんれす~。お仕事したり~お友達とお話ししたり~。(中略) 寂しくならないんれすよ~。
都会に一人で出てきた七海が海に行けなくても楽しい日々を送っているようで、とても幸せな気持ちになるセリフ。
お魚アイドルについて
お魚の良さを知ってもらいたくてアイドルになった浅利七海。
ひたすらお魚への愛を語るだけではなく、自分が今アイドルとしてできることを一生懸命こなしているところが、コミュの至る所から感じられます。
・(マグロの解体ショーの仕事終わりに)
あのときの板前さんは、七海の憧れなのれす。
それに漁師さんも、学芸員さんも、海洋学者さんも―――みんなにお魚の魅力、いっぱい伝えて、いっぱいすごいのれすよ
でも!今の七海は、アイドルなのれす。アイドルには、アイドルだからできることがあるれすよね。
そのために七海がアイドルになった、そんな気がするのれす。
自分の中にある「魚が好きな気持ち」を曲げずに持ち続け、他の人に布教していく確固たる信念があり、しっかりとした格好いい所もあります。
・後戻りはしないのれす。お魚はいつも前へ泳いでいくのれす~
・食べられない人も一緒に!好きの形はひとつじゃないれすから!
・漕ぎだすことに、資格はいらないのれす!七海だって泳げないれすし
良いこと言う~~
勉強は少し苦手なようですが、自分が魚が好きで周りの人にも魚の良さを伝えたいという目標は決してブレず、好きなものを好きと言い張れる姿は素晴らしく羨ましくも思えます。
プロデューサーとの関係
ゲーム内では、プロデューサーはアイドルの世界へと釣り上げてくれた人として良く慕ってくれています。
七海が初めての撮影のお仕事の時に、笑顔が上手くいかず困っていると、プロデューサーが魚になりきって七海に釣られる演技をすることで、七海から楽しそうな笑顔を引き出してあげるというシュールなファインプレーもします。
・おぼれかけても大丈夫れす。七海には頼りになる人がいますから!
・プロデューサーが海の底にいたって、七海がザパンと引き揚げますよ!
事務所に水槽を置いてあげたり、一緒にお刺身を食べたり、お風呂に一緒に入りたいとせがまれたりと、プロデューサーとは仲が良いことがコミュやセリフから分かります。
・どこ行くれすか、プロデューサー?七海のお話は、これからなのれすよ?
個人的にプロデューサーをがっつり信頼して良い意味で雑に扱ってくれることもあって、とてもフランクな関係で良いと思います。
・お魚アイドルなんて、捌きにくい個性を活かしてくれて…ありがとれす♪
・七海は、アイドルという大海をずっと泳いでいきたいのれす!だからプロデューサーは、いつも七海のとなりで、寄り添って泳いでくらさいね♪ 七海との約束れすよ!
う~ん 好き
おわりに
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
長々と書いてきましたが、浅利七海の魅力が少しでも伝わっていたら幸いです。
浅利七海はボイス未実装アイドルで、デレステ内での登場回数も比較的少ない気がしますが、最近は二次創作として1人合作※1や22歳概念※2などにネタとして登場し、少しずつ認知度が上がってきているような気がします。
※1:浅利七海のプロデューサーである黒土さんが作成した合作動画。イヤホン推奨。
※2:シンデレラガールズ8周年を迎えたタイミングで、浅利七海14歳に8年を足したら22歳になるではないかと、一部twitterで流行した概念。いいぞ。
また、昨年は初SSRカード登場や第8回シンデレラガール総選挙でのCool属性TOP5入賞など、大躍進の年でした。
この記事を読んで、浅利七海の魅力に釣られる方がいたら嬉しいです。
それでは🐟